IBM i の2025年を振り返る
カレンダーがめくれて新しい1年が始まり、次の12か月間が明るい方へ進むようにという希望がもたらされます。また、2025年がIBM i コミュニティに何をもたらしたかを振り返り、IT市場の中で私たちが占める小さな領域で起こった大きな出来事を思い起こしてみる良い時期でもあります。
1月
IBMは、Power Systemsビジネスに新たなプロダクト マネジメント担当バイスプレジデントを迎えました。それまでSteve Sibley氏が務めていた役職に Bargav Balakrishnan氏が昇進することとなりました 。Balakrishnan氏は、ミシガン大学で電気工学の修士号を取得し、System zメインフレーム部門でキャリアをスタートさせました。2017年に、System z(あるいはzSystem。IBMではそう呼ぶようになっています)のゼネラル マネージャー、Ross Mauri氏のCoS(Chief of Staff: 主席補佐)の職に抜擢され、その後、2022年にPower Systemsへ異動しました。Balakrishnan氏は、この月に、『 IT Jungle 』のインタビューに応じてくれています( こちらの記事を参照)。
Fortra 社の「2025 IBM i Marketplace Survey」の 調査結果が正式に公開 されました。最大の懸念事項として、サイバーセキュリティが9年連続でナンバー ワンの座を維持するなど、調査結果のいくつかについては、予想通りと言えるものもありました。しかし、IBM i のショップにとってAI/MLおよびBI/アナリティクスの重要性が高まりつつあるなど、興味深い知見もいくつか見受けられました。また、キャパシティー プランニングに対する関心も急激に高まりましたが、これを予想していたのはおそらく少数だったようです。
1月の記事では、IBM i コミュニティの関係者から寄せられた、2025年のIBM i についての数々の予想を3回に分けて紹介しました。ぴったり当たった予想としては、2025年にPower11サーバーが登場する、AIは予測通りに成長する、モダナイゼーション投資は継続する、より多くのワークロードがクラウドに移行する、IBM i の「i」は消えない、MFAは無くならない(実際、IBMはそれを直接OSに組み込みました。これは4月のIBM i 7.6の公開で明らかになりました)、などがありました。これらの予想はすべて、後世のために記録として残されています(あるいは、的中した予想を共有/拡散していただくためでもあり、予想を外した責任を取って非難を浴びるためでもあるのかもしれません)。パート1の記事は こちら、パート2の記事は こちら、パート3の記事は こちら でご覧になれます。
2月
IBMは1月末に、2024年第4四半期および通期決算を発表しました。業績は まだら模様ではあるものの、今後に期待が持てるものでもありました。『 IT Jungle 』編集長のTimothy Prickett Morganは、IBMが公表した曖昧な数字を、彼が頼みにしている計算機にかけて処理した結果として、この期のIBMの「真の」システム ビジネスの収益は約95億ドルに達し、また、Power Systemsの年間売上高は約16億ドル近くになると推定しています。Powerの売上高が50億ドル近くあった2009年の全盛期には足元にも及びませんが、2020年の最低期からの回復傾向は喜ばしいものです。
Fortra社の最新の「 IBM i Marketplace Survey」レポートの真新しい数値データを入手できたので、それらのデータからどのようなことが読み取れるか分析を行って、いくつかの記事にまとめました。 使用されているPowerハードウェアの分布状況 (調査結果によれば、Power9およびPower10がほとんどでした)や、 どのバージョンのIBM i オペレーティング システム が使用されているか(主にIBM i バージョン7.4および7.5でした)について、じっくり検討を行っています。また、 別の記事では、どのようなプログラミング言語およびオープンソース ツールがIBM i のショップで使用されているかについて取り上げました。これに続く形で、 IBM i の移行 およびIBM i のショップの将来展望について、3月初めの記事で取り上げています。
2025年2月には、新たなIBM Championsが お披露目されました 。IBMは、Power部門(IBM i サブグループ)のIBM Championsとして、EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域で67名、南北アメリカ地域で51名、APAC(アジア太平洋)地域で5名、日本で8名のIBM Championsを認定しています。今年のIBM Championsプログラムでは、「Power部門(IBM i サブグループ)のIBM Champions」と呼ばなくて済むように、IBM i 独自のカテゴリー(「IBM i 部門」)が設けられることを期待しています。
3月
IBMは3月3日、Power Systemsサーバー、FlashSystemおよびStorwizeストレージ システム、PowerVSクラウド、およびテープ ドライブを含む、 全面的な価格の値上げ を発表しました。配送料および取扱手数料も引き上げられ、また、ソフトウェア ライセンス料金も引き上げられました。IBMは、これに続けて 同月下旬に、対象は絞られているものの、さらなる一連の製品に対する値上げを発表しています。これらを併せると、IBMとしては、この1年で4回目の広範囲にわたる値上げということになります。値上げは4月1日に実施され、笑えないエイプリルフールとなりました。
SAP社は、顧客ベース全体をクラウドで稼働するS/4 HANAへ移行させようとする計画のせいで批判を浴びてきました。しかし、同社は、IBMサーバーで、オンプレミスで稼働している従来のSAP Business Suite顧客をIBMのパブリック クラウド オファリングであるPowerVSへ移行させる 計画については強気でした 。IBM i サーバーで従来のSAPソフトウェアを稼働する企業は、完全には満足しないかもしれませんが、SAPアプリケーションをPowerベースのクラウドへ移行させる方が、それをX86で稼働するよりは望ましいのかもしれません。
イーロン・マスク氏は、その後、トランプ大統領と仲違いすることにはなりますが、マスク氏率いるDOGE(政府効率化省)は、 2025年3月には最高潮の盛り上がりを見せていました。ある集計によると、「官僚主義を切り倒すチェーンソー」によって、20万人以上の連邦職員が職を失ったということです。また、マスク氏は、人事管理局の業務プロセスを現代化する必要性も明るみに出しました。そのせいで、連邦政府を退職できる職員の数が制限されていると彼は主張します。ペンシルベニア州郊外の廃鉱となった石灰石鉱山跡地に設置されたIron Mountain社の文書保管施設で、退職関連書類を坑道エレベーターで地下深くに運ぶ業務プロセスがあるせいだということです。大統領との確執が公になった後、マスク氏は早々にDOGEを去りました。本記事の公開時点では、マスク氏の退職関連書類が処理されているかどうかは明らかでありません。
4月
IBM i オペレーティング システムの新たなリリースを待つ長かった日々は、IBMが 公式にIBM i バージョン7.6を公開した4月8日に正式に終わりを迎えました。7.6における大きな新機能は、統合されたMFA(多要素認証)機能の追加でした。これについて、IBM i セキュリティ アーキテクトは「大幅なセキュリティ向上」であると断言しています。
IBM i 7.6は、IBM i スタックの他の領域にも様々な改善をもたらしました。たとえば、 Navigator for i に対する機能強化、 IBM i ネットワーク機能の強化、Db2 for i データベースの様々な 新機能 、大きな SQLの新機能、およびIBM i における その他のセキュリティ強化 などがあります。
3月に一連の製品の値上げを発表した後で、IBMは4月に 実際には一部製品の値下げを実施しました 。日本、スウェーデン、ポーランド、またはタイでPowerボックスを購入する場合は、価格が値下げされることになりました。
5月
IBM i 7.6の発表は、数多くの従来のグリーンスクリーン ツールの 命運が尽きたことを告げました 。これには、FAX/400およびCICS for iに加えて、SDA(画面設計機能)やRLU(報告書設計ユーティリティー)のようなADTS(適用業務開発ツールセット)ツールなどが含まれます。IBMが2年前に表明していたため、サポートの終了は、IBM i コミュニティにとって驚きではなかったはずです。SEUは、ひとまず大ナタを逃れることができました。
IBM i コミュニティが、COMMONの年次カンファレンスが開催された ディズニーランドに大挙して押し寄せました 。POWERUp 2025は、1週間にわたってIBM i に関するセミナー、トレーニング セッション、および交流活動が行われ、約1,200名の参加者を集めました(フォートワースでのPOWERUp 2024と比べて100名増えています)。IBM i における若い世代の躍動は、前回同様、はっきりと見て取ることができ、実に力強いものがありました。また、初めての参加者も大勢いたようです。「私たちの目標は、次の65年を確かなものにすることです」と、COMMONのプレジデントのFloyd Del Muro氏はオープニング セッションで述べています。
IBMは、IBM i 向けの新たな オープンソースのイベント モニタリング ツール を公開しました。「Manzan」と呼ばれるこの無償の製品は、様々なIBM i イベント データ タイプを収集して下流側のツールに再配信する幅広い方法を開発者に提供することが意図されています。
6月
IBM i バージョン8を目にするのは、いつになるのでしょうか。Power12の開発は進められているのでしょうか。SEUはどうなるのでしょうか。これらは、COMMONカンファレンスでのインタビューで、 IBM i チーフ アーキテクトのSteve Will氏と何人かの彼の側近に尋ねた 質問です。Will氏は、当分、少なくとも7.9が出るまでしばらくは、IBM i コミュニティがバージョン8.0を目にすることはないと述べています。SEUの運命については、かなり明確でした。「そもそもSEUを終了させるべき理由が見当たりません」とWill氏は述べています。
この月、IBMは、 同社のLTO-10テープ オファリング に関するいくつか発表を行いました。新世代のテープは、LTOカートリッジにおける30 TBのネイティブ容量および400 MB/秒のデータ速度など、いくつかの目覚ましい機能を提供します。生成AIのおかげでデータの価値は高まっており、テープは、大量のデータを保管するための最も手頃な方法であり続けています。
IBM i は、 6月21日に37周年を迎えました。ちょうど、言うなれば、夏の「Soltis博士」の日(summer "Soltis")ならぬ、夏至の日(summer solstice)のことでした。AS/400がこれほど長く続いたのは素晴らしい実績です。しかし、将来については、まったく明らかではありません。小誌編集長のTPMは、こう述べています。「そして、生成AIがIT部門の注目、想像力、および予算の多くを占めているためか、ITの変化の速度が再び加速しているような感じがします。そこには、一抹の不安や恐怖や希望も伴います。」
7月
7月上旬、IBMは、 新たなPower11プロセッサーと、一部の新たなPower 11システムを発表しました。7ナノメートル プロセスをベースに、Samsung社によって製造された新たな16コア チップは、4.0 GHz~4.15 GHzのクロック レートで動作し、DDR5メモリーを利用します(DDR4を使用できるチップもあります)。また、IBMは、Power S1122、Power L1122、Power S1124、Power L1124、Power E1150、およびPower E1180など、Power11マシンも数機種発表しています。
IBMの、IBM i 7.6における新たな統合されたMFA機能は、認証機能の改善の必要性に焦点を絞ったものでした。しかし、この新たなMFAオファリングは、IBM i 7.5以前のオペレーティング システムも含めてすべての環境で使用できるわけではありません。それらはサポート対象ではありません。このギャップを埋めるべく、 IBM i ベンダー コミュニティ は、必要に応じて、IBMの製品とは独立して稼働するか、またはその製品を拡張することができる、追加のMFA機能を提供する取り組みに乗り出しました。
IBMは、 Migrate While Activeの取り組みに全力を尽くしました。Migrate While Activeは、PowerHA顧客がIBM i 高可用性(HA)環境向けのセットアップの一部としてPowerVSへデータを移行するのを支援するためにIBMが2024年末に初めて公開した新たなオファリングです。IBMは、ハイブリッド クラウドの世界でデータ マイグレーションがどれほど重要になりつつあるかを認識し、Migrate While Activeによってその幅が広がると発表しています。そのことは、当初使用していたDb2 Mirrorプロトコルに加えて、IBMが発表した新たな区画ミラー プロトコルを含め、さらなるプロトコルをサポートすることを意味します。
8月
IBM i の価格設定をめぐる物語は、この月にも続編があり、様々な製品の値上げと値下げが行われました。二十数か国が、Power9およびPower10システムおよびストレージに対する 一律値下げ (念のために言い換えれば「為替変動の影響を除いた調整後価格」です)の適用対象となりました。また、IBMは、Power S1012 Mini(コードネーム「Bonnell」)に対する約12%の値下げも発表しています。
夏の間にIBMは、IBM i 開発者がVS Codeで作業することを可能にする、人気のVS Code向けプラグイン、 Code for i 向けの新たなテクニカル サポート プログラムを発表しました。VS Codeは、2021年にLiam Allan氏がCode for i パッケージの下で一連のIBM i 拡張機能を公開して以降、すぐにIBM i 開発者にとってのほぼ間違いなく一番人気のIDEとなりました。このサポート パッケージ(Code for i パッケージ本体に加えて各種プラグインが含まれる)は、1コア当たり年額24,500ドルの料金となっており、1コア当たり5人のユーザーがカバーされます。
IBM Expert Labs(旧Lab Services)は、何年にもわたって、黙々と様々なコードを次々に生み出してきました。8月、IBMは、同社のPower HA SystemMirror製品に、Expert Labsによって開発された 一組の高可用性(HA)機能を追加する ことを発表しました。その新機能は、Full System Replication(FSR)およびFull System FlashCopy(FSFC)です。
9月
IBMは、この月、 公式にIBM i 7.4の営業活動を終了することを発表しました。IBMは、並行して営業活動を行うのは原則として2つのオペレーティング システム リリースのみとする方針であるため、このような流れは予想されたことでした。7.4および付随する各種ライセンス プログラム製品(LPP)を購入する場合は、2026年4月30日までが期限となります。
この月には、 2つのIBM i カンファレンスが開催されました。すなわち、ウィスコンシン州で開催されたInfor社のinPower 2025カンファレンスと、ペンシルベニア州で開催されたCOMMONのNAViGATEカンファレンスです。imPower 2025は、同社の3つの主要なIBM i ベースのERPシステム(ERP LX、ERP XA、ERP System21)の約450名のInfor顧客を集めました。このカンファレンスは、それらのERPシステムのユーザー グループが主催したものです。NAViGATE 2025では、様々なトピックをテーマとした110以上のセッションが開催され、また、ベンダー エキスポも呼び物となりました。
ありとあらゆるもののコストが上がっているようですが、コストが下がっているものが1つあります。すなわち、それはメインフレーム モダナイゼーション プロジェクトのコストです。これは、Kyndryl社の「 2025年版メインフレーム モダナイゼーション状況調査レポート」の 調査結果で明らかにされたことです (この調査には、IBM i およびzSystem顧客が対象として含まれています)。調査結果の要点は、次の通りです。プロジェクトに取り組むことにより、モダナイゼーションのスキルが向上する。「ビッグ バン(一括移行)」を目指すのではなく、より小規模な段階的なプロジェクトに確実に取り組むアプローチへとシフトしている。モダナイゼーションは、他のITプロジェクト(生成AIに注目)に比べてより高いROIを提供することが分かっている。
10月
毎年恒例の秋のテクノロジー リフレッシュ (IBM i 7.6 TR1および7.5 TR7)が発表され、この月は華々しく始まりました。これらのTRには、新機能が数多く含まれているわけではありませんでしたが、大きなニュースとなったのは、MerlinおよびWatson Code Assist for IBM i という2つの製品が終了されることでした。IBMが Merlinを終了させたこと は、予想外ではありませんでした。Merlinはあまり多くの支持を得ることがなく(IBM i のショップがKubernetesに抵抗することは予想外でした)、同時期に市場にVS CodeおよびCode for i という絶対的なツールが存在するという不運が重なったということです。しかし、WCAは、そもそも市場に出ないうちに終了となりました。WCAの後継は Project Bobであり、現在、開発が進められています。
Nvidia社の顧客や株主を見れば確かなように、現在、AIアクセラレーターは活況を呈しています。IBMは数年前に、このGPU最大手との提携を断ちましたが、この月、 Spyreと名付けられた自社製のAIアクセラレーターに関するニュースがいくつか発表されました。PCIバスに接続されるSpyreカードは、AIワークロードにとって極めて重要な行列演算を高速化することが意図されています。これは、zSystemsおよびPower SystemsでAIを稼働するためにはありがたい存在となるかもしれません。
Power11アップグレード サイクルは、2025年第3四半期の IBM Power Systemsの売上を伸ばす一助となったようです 。IBMは、すべてのサーバーおよびすべてのストレージの売上高は22億ドルだったと報告しています。これは、2024年第3四半期と比較して28%増です。しかし、Power10サイクルが終了したことで、顧客は新たなPower11サーバーを待ち構えていたのかもしれません。2025年のPower Systems売上高が20億ドルに到達するようには見えませんが、TPMの試算モデルによれば、16億7,000万ドル程度には届きそうだということです。
11月
新たなPowerマシンの構成を決めるのに価格情報は必要ないのか? IBM Webサイトにおけるこうしたデータの公開状況 から判断すると、エントリーレベルのPowerの潜在顧客および既存顧客には必要ないと考えているようです。残念なことに、IBMミッドレンジ ギアを稼働する場合に比べて、クラウドまたはX86で稼働することを計画している場合の方が、価格の詳細情報は、はるかに入手しやすいようです。
価格性能比に関する情報は、入手するのが難しいこともあります。しかし、TPMが、 エントリーレベルおよびミッドレンジPower10およびPower11マシンについての詳細な記事 で示してくれたように、それは不可能なことではありません。1週間後、彼は、S1122およびS1124など、 いくつかの大型マシンに関する価格情報を紹介しています。
AIブームのおかげで、サーバー売上は活況を呈しています。Gartner社によれば、2025年のデータ センター システム売上は、2024年に比べて47%増加したということです。Gartner社は、2026年には ハードウェア支出がかなり冷え込むと予測しています 。しかし、同社は、ソフトウェアおよびITサービスの売上は増加すると予測します。世界全体のIT支出額は、約10%増で、6兆1,000億ドルに達すると同社は見ています。
12月
Project Bobも、IBM i 向けの よくある単なるAIコーディング アシスタント なのだろうと思われているでしょうか。そのような認識は改めるべきと、IBM i チーフ アーキテクトのSteve Will氏は先日の「IBM i Guided Tour」ウェビナーで述べています。「BobはIBM i をよく知っています」とWill氏は述べます。「単なるコード アシスタントではありません。Bobはユーザーが何を行おうとしているかを理解することができます。」 Bobは現在開発中ですが、デリバリーのスケジュールは示されていません。
IBM i ビジネス アーキテクトのTim Rowe氏とScott Forstie氏は、2020年の冬に2人が始めたビデオ シリーズ、 「iSee」の100話目となる配信動画を公開しました。「iSee」をご覧になったことがないとしたら、一度ご覧になることを強くお勧めします。Rowe氏とForstie氏は、皆が知りたいようなIBM i に関する技術的なコンテンツを、ふんだんにユーモアを交えて解説してくれます。
生成AIブームが、汎用人工知能(AGI: artificial general intelligence)につながる ことを期待しているITコミュニティの一派があります。IBM CEOのArvind Krishna氏は、先日のインタビューではっきりしたように、その一派には組さないようです。「はっきり言えば、現在のAIテクノロジーは、企業では何兆ドルもの生産性をもたらすことになると思います」と、「 The Verge」の対談の中で彼は述べています。「とは言うものの、AGIでは、現在のLLM技術よりも、もっと多くのテクノロジーが必要となると思います。」
