メニューボタン
サポートチーム便り2026.08.06

この脆弱性、うちのシステムに関係ある?

Question

弊社のセキュリティ担当からこのような脆弱性のレターが送られてきました。

Security Bulletin: IBM® Db2® is vulnerable to remote code execution due to improper pre-auth DRDA handshake handling (CVE-2026-10109)
https://www.ibm.com/support/pages/node/7277424

レターの見方が分からず困惑しています。 弊社で使用しているIBM i のDb2はこの脆弱性の対象になるのか、判別方法をご教示いただけますか。

Answer

ご覧になられたサイトはIBM Db2に関する脆弱性の情報ですね。

このサイトを例に、自社のIBM iが対象かどうかを確認する手順を解説します。

大まかに対象か対象外かを判別したい時は、まずサイトの右側にある「Document Information」を確認するのが一番の近道です。

  • 「More support for:」と「Operating system(s):」をチェック

    先ずは脆弱性の対象製品を確認します。

    ここに「IBM i」やIBM iに関連した製品やACSなどが記載されていれば、対象になる可能性が高いです。

    今回の脆弱性ですとIBM iのDb2(Db2 for i)の記載はありません。

    対象となるのはWindowsやLinux用のものであり、IBM i(AS400)環境は対象外(影響なし)であると判断できます。

  • 「Software version:」をチェック

    今回は製品自体が異なるため確認不要ですが、もしここが「IBM i」対象のレターだった場合は、次に「Software version:」でバージョンをチェックします。

    実は Db2 for iのバージョンは、IBM i OSのバージョンと同じです。

    例えば、IBM i v7.4 を使用している場合にはDb2 for iのバージョンもv7.4になります。

    今回の脆弱性の対象バージョンは「11.5.0 - 11.5.9」及び「12.1.0 - 12.1.4」ですので、Db2 for i のバージョンとは合致しません。

    尚、ご利用のIBM i OSのバージョンは、DSPPTF コマンドを実行して「基本オプションのリリース」にて確認いただけます。


ちなみに、IBM i OSそのものが脆弱性の対象となっていると、画像のように表記されます。

もし脆弱性の対象だった場合には、サイトの左側にある脆弱性の詳細や「Affected Productsand Versions」や「Remediation/Fixes」にて、を確認し、具体的な対応方法を検討していく流れになります。

by . 槻樹

あわせて読みたい記事

PAGE TOP