サポートチーム便り2020.07.27
MRGAPWしたスプールをHLDにしたい
Question
あるスプール・ファイルをMRGAPWした後、スプールのチェックをしたい為、印刷はすぐに行わずにHLD状態にしたいと考えています。
しかし、マージ対象のプリントファイルに対して、OVRPRTFのパラメーターHOLD(*YES)としているのですがHLD状態になりません。
MRGAPWしたスプールはHLD状態に出来ないでしょうか。
Answer
MRGAPWしたスプールは、QPAPWPRTというPRTFによって、印刷可能な状態(RDY)に変更されてしまいます。
当PRTFのHLDパラメーターを*YESとしていただくことで保留することが可能です。
MRGAPWをしたスプールは全てHLDにしたければ、QAPS/QPAPWPRTの記述を変更いただいても構いません。
一部処理の場合にのみ変更したければ、OVRPRTFにて、スプール・ファイルの保留(HLD)パラメーターを*YESにしてください。
例: MRGAPWの前に
OVRPRTF FILE(QPAPWPRT) HOLD(*YES)
例えば、ジョブ中のMRGAPWについては、全てHOLD状態とされたい場合には、OVRPRTFのパラメーター"有効範囲の一次変更(OVRSCOPE)"を*JOBにしていただければ、そのジョブが終了しない限りはMRGAPWを利用する際に変更が有効になり続けます。
by 大熊猫橋