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サポートチーム便り2026.04.08

Pcommが起動しない・・・mfc140.dllが見つからないって何?

Question

IBM Personal Communications(Pcomm)が起動しなくなったため、再インストールを実施したところ、起動時に「pcsws.exe システムエラー mfc140.dllが見つからない」というメッセージが表示され、起動できない事象が発生しました。

もう1回再インストールしましたが、改善されませんでした。

どのように対応すれば改善できるでしょうか。

Answer

調査の結果、「mfc140.dll」はPcomm固有のモジュールではなく、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ(Visual C++ Redistributable)に含まれるMFCライブラリであることが分かりました。

このDLLはVisual C++ 2015以降(2015-2022共通ランタイム)に含まれています。

VC++ランタイムは共有コンポーネントです。Windowsの「WinSxS」やSystem32に配置複数アプリで共有しています。

そのため、OSやアプリケーションの他ソフトのアンインストール、古いランタイム上書き、修復失敗等の複数の要因で壊れる可能性があります。

ランタイムはWindows Update経由で更新される場合があり、バージョン差異・ロールバックで不整合が起きる可能性もあります。

以下のように対処してください。

Visual C++ 再頒布可能パッケージ(2015-2022)のインストール/修復 (必要に応じて x86 / x64 両方)

これにより不足していたmfc140.dllが補完され、Pcommは正常に起動するようになります。
※単純にDLLファイルのみを個別配置する方法は、整合性や依存関係の観点から非推奨です。

※補足
初回のPC再起動時に「HACPサーバー設定を登録してください」というメッセージが表示されることがありますが、Pcomm起動後にユーザーID/パスワードを入力することで問題なく利用可能となり、2回目以降は表示されません。

この挙動は、初回起動時の設定登録(レジストリやユーザープロファイルへの保存)に伴うメッセージである可能性が高く、異常動作ではないと判断されます。

季節外れの雪も降った寒い冬を越え、ようやく蝶の舞う暖かい春がやってきましたが、蝶の羽ばたきで起きる風が、どこかで竜巻になっているかもしれないように、適当に入れたアプリケーションのインストール・アンインストールで、業務利用するためのPcommが動かなくなって業務がストップしないよう、小さな変化にも慎重に対応し、事前に知っておくことで対処できるようにしていきたいですね。

by . 大熊猫橋

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