実はACSでもストアドプロシージャの内容を確認できますよ!
Question
IBM i (AS/400)のプロシージャの処理内容を確認しようと思い調べたところ、e-bellnetの記事の「ストアドプロシージャの処理内容を確認するには」を見つけました。
参考サイト:
https://www.e-bellnet.com/category/technology/2106/2106-03.html
Navigator for i を用いて確認する内容が紹介されており、試してみたら、紹介されている画面と違いました。
どうやら弊社で利用しているV7R5システムではNavigator for i のデザインが刷新されているようです。
新しい画面(NewNav)からでも確認できますでしょうか?
確認出来ない場合、何処から確認できるのでしょうか。
Answer
e-bellnetをご覧いただき有難うございます。
さて、ご確認いただいたように残念ながらユーザープロシージャに関しては、NewNavから参照できないようにデザインが変更されてしまっているようです。
過去記事でもご紹介したとおり、原則5250画面ではプロシージャの処理内容を確認する術がございません。
プロシージャは、IBM i Access Client Solutions(以下、ACS)を用いる事で確認ができますので、その方法をご案内させて頂きます。
まずはACSのメインメニューを開いてください。
データベース項目配下、スキーマをクリックします。
IBM i (AS/400)のユーザープロファイル・パスワードを入力するとスキーマ画面が表示されます。
こちらの画面、Navigator for i 画面でも見覚えがあるかと存じます。
では同じように対象RDB名→スキーマ→個別のスキーマを開いていただきますと、プロシージャ項目が見つかるでしょう。
対象のプロシージャを右クリックしていただきGenerate SQL→DDLを選択します。
この画面上で「SQLスクリプトの実行で開く」にチェックが入っている状態で「生成」をクリックします。
少し待つと以下のように表示されました。
SQLの実行画面として表示されていますので、このまま画面上部の「実行」タブから実行することもできますし、「ファイル」タブから「保管」を選び「PCファイル」を選択すると.sql拡張子のファイルをPCに生成することもできます。
ACSでの確認で一層便利にご利用できるようになったのではないでしょうか。
by . あすと