サポートチーム便り2023.05.24
ACSでSQLを便利に使おう:その2 - SQLの事例集などありませんか?-
Question
ライブラリー内のオブジェクト一覧をEXCELへ纏めようとしています。
以前の記事でIFS領域の情報をSQLで取得し、EXCELへ纏める内容がありました。
ACSでSQLを便利に使おう ~ IFSの情報(サイズなど)をEXCELへ纏めたい ~
https://www.e-bellnet.com/category/technology/2301/2301-01.html
同様にライブラリー内のオブジェクト一覧をEXCELへ纏めるのにSQLを使用したいと思っていますが、どの関数を使用するなどの情報が分かりません。
SQLの事例集などはありませんか?
Answer
IBM i (AS/400)の様々な情報を参照するための SQLビュー、プロシージャ、および関数が提供されています。
IBM i サービス
https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.4?topic=optimization-i-services
このサイト内に各関数の簡易的な例は記載されていますが、ACS内に「IBM i Services」との項目があり、その中で様々なSQLの事例が記載されており、実行可能です。
お問い合わせ頂きました「ライブラリー内のオブジェクト一覧」情報を取得する例をご紹介いたします。
- ACSのメニューより「SQLスクリプトの実行」を選択します。
- 「編集」→「例」→「例から挿入」を選択します。
- 「IBM i Services」を選択します。
- 「IBM i Services」→「Librarian - Find objects」を選択し、「挿入」を押します。
- 'library-name'や'*PGM *SRVPGM'を任意の値へ修正します。
- 任意の値へ修正したら、SQLを実行します。
出力された結果を、EXCELへ変換します。
ACSのSQL実行結果をEXCELへ変換する手順は、下記サイトをご参照ください。
ACSのSQL実行結果をダウンロードしたい
https://www.e-bellnet.com/category/technology/2212/2212-02.html
その他にもSQLの事例が多数ございますので、お試し頂ければと思います。
by あすと