IBM i Access for Web のデータ転送機能について知りたい - 前編 -
Question
PCのリプレイスがあるたびにエミュレータを導入するのが煩わしいので、「IBM i Access for Web」が使用できないか検討しています。
5250のセッションの使用についてはイメージがついているのですが、「IBM i Access for Web」を使用したデータ転送機能について、イメージがわかない為、どのような方法でデータ転送が出来るのか教えてほしいです。
Answer
こちらでも機能を確認してみました。
「IBM i Access for Web」では大きく3通りの方法になるようです。
- テーブル
- SQLの実行
- テーブルへのデータのコピー
3つの機能を説明すると記事が長くなるため、ここでは「1.テーブル」の機能についてご紹介いたします。
1.テーブル
「IBM i Access for Web」の画面からデータベース・テーブルを表示させ、レコードの挿入、更新、または参照、そしてテーブルを選択してのSQL実行が可能です。
以下参考までに、一部機能の画面イメージを紹介します。
画面上でレコードの挿入あるいは更新する際、フィールド名に列見出しが使われないので、データ入力には向かないかなと感じました。
この機能を使うよりは、5250のDFUを使用したほうが操作しやすいのではないかと思います。
ただ、この機能には、次回紹介するアクション「SQL の実行」「テーブルへのデータのコピー」も含まれていますので、総合的なメニューとしては使用できるかと思います。
「2.SQLの実行」「3.テーブルへのデータのコピー」については、次回の記事をお楽しみに!
なお、「IBM i Access for Web」の設定については、以前別の記事でご紹介していますので、こちらも参考にしていただき、実際に試していただいたほうが分かりやすいかと思います。
https://www.e-bellnet.com/category/technology/1809/1809-95.html
by かんぴょう木綿さん