5250エミュレータで27×132の画面サイズを利用する
Question
昔ながらの5250エミュレータでCUIで使用しています。WindowsのようなGUI化をすれば、画面に出せる情報量も増えるとは思いますが、データ入力が多いため、マウスに切り替えると操作性が落ちてしまうと懸念しています。
マニュアルに27×132の画面サイズの事が記載されています。
どのようにすれば利用可能でしょうか。
Answer
P-commやiAccess for Windowsのエミュレータの設定はデフォルトが24×80なので、エミュレータを作成するときにサイズのところで27×132を選択する必要があります。
利用中のエミュレータは途中で変えるとセッションが一度切れるので、サインオフしてから、変更してください。
表示装置ファイルの DSPSIZ (画面サイズ) キーワード
注意点等も記載されていますので、必ず参照をしてください。
24×80から27×132にすると約1.8倍になりますので表示できる文字数も増え、より情報量も増やすことができます。
ここは画面設計の腕の見せ所です。
また、SOURCE等をPDMで編集する時も画面サイズを27×132としておくと、24×80で使用しているとき右側が隠れているところも表示できるので、作業し易くなるかも知れません。
セッションのサイズ設定や画面ファイルのDDSの定義がきちんとできていないと
RPG1216:OPEN の過程でエラー・メッセージ CPF4169 が出された。
CPF4169:装置ファイルに画面サイズの項目が入っていない。
とエラーになり、使用しているユーザーがびっくりするのでご注意ください。
老眼が厳しくなった私には文字が小さくなるので、デメリットもありますが、若い皆さんであれば、字が小さくなることよりも表示される情報量が増えることで、より効率が上がるかもしれません。
是非、試してください。
by けやきのじぃじ