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サポートチーム便り2016.11.10

IBM i でSQL文を使う方法について

Question

IBM iでSQLって使えますか。使えるとするとどのような方法があるのでしょうか。

Answer

IBM iでSQLは利用可能です。
GUIによるSQL文実行については、多くのお客様はODBC接続やOLEDB接続を通して(=それらの接続設定をしたソフトウェア(例えばMicrosoftAccessなど)を操作することで)SQL文をIBMiへ送っています。ODBCドライバー、OLEDBプロバイダの入手方法は、それらが付属したエミュレータをインストールすることで入手するのが基本です。IBM i Access for Windows(CA)あるいはIBM i Access Client Solutions(ACS)のApplicationPackage導入時にPCにドライバやプロバイダがインストールされます。Personal Communications(PCOMM)にはODBCやOLEDBに関する機能は付属しておりません。
 5250画面でのSQL文実行に関しては、3つのコマンドがあります。ST1(DB2 Query Manager and SQL Development Kit)という有償ライセンスをIBMiに導入していると、STRSQLコマンドを使って、構文作成用のプロンプトを伴ったマシン内でのSQL文の作成と実行を行う事ができます。無償のコマンドでは、V5R4まではRUNSQLSTMというコマンドを使って、SQL文を書いたソースを読み込み実行することができました。V6R1以降は、無償のコマンドとしてさらにRUNSQLが追加され、パラメータに書き込んだ構文をそのまま実行できるようになりました(構文作成用のプロンプトは無し)。
 エミュレータの機能ですと、IBM i Access for Windows(CA)のiナビや、IBM i Access Client Solutions(ACS 1.1.5.0以降)に、SQL専用の実行機能があります。ウィンドウが開き、構文を書き込むことで直接IBMiへ向かってSQL文を実行できます。
iナビでのSQL文の実行方法は以下のe-bellnet記事に紹介しています。

「メッセージ上で案内されたURLに接続できない」の記事へ

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