サポートチーム便り2022.01.12
大変です。コンソール(クライアントアクセス)接続しようとすると、「QCONSOLEが使用中です」と表示され接続できません。
Question
オペレーションコンソール(クライアントアクセス)にて、コンソール接続を実施しようとして「許可の保留」画面にて、正しいSSTのユーザーID/パスワードを入力しても、下記の画面が出て接続することができないです。
どうすればいいでしょうか。
Answer
以下の手順になります。telnet接続しているセッションからオペレーションをお試しください。
- コマンドにて、「STRSST」を実行。
- QSECOFR と同様の権限を持つユーザーでサインオンします。
- 「8. 保守ツールユーザーIDおよび装置の処理」を選択。
- 「2. 保守ツール装置ID」を選択します。
- 装置ID:QCONSOLEのオプションに「2=パスワードのリセット」を入力して実行します。
- 実行キーでリセットします。
- リセットが行われて、元の画面に戻ります。
- 再度コンソール接続を試します。
今度はコンソール画面が出るようになると思います。
※下記のような画面が出た場合は、「F18 = 専用保守ツール(DST)サインオンのバイパス」をクリックしてください。
その後、サインオン画面が出てきます。(QCONSOLE リセット後に発生する可能性がありますが、1度バイパスを実施した以降は正常にサインオン画面が表示されます。)
ちょっと、複雑ですが、手順を追ってやってみると意外と上手くできてしまうかもしれません。
もし、上手くいかない場合は保守をお願いしている会社に相談してみてください。
※今回紹介する手順では、SSTにサインオンするユーザーが、「QSECOFR」と同等の権限を持つユーザーであり且つ、IDとパスワードが同じではないユーザーIDが必要となります。
※QSECOFR(デフォルトパスワード)しか無い場合は、上記手順は実行できません。その場合はパネルの操作が必要になりますので、その場合も保守会社にご相談ください。
by けやきのじぃじ