ジョブ・テーブルの空きを増やす対応をしているのですが、手詰まってしまいました
Question
ジョブ・テーブルの空きを増やす対応をしているのですが、手詰まってしまいました。
「CPI1468:システム・ジョブ・テーブルが容量に近づいている」というメッセージが発生した為、保守ベンダーへ連絡したところ「システム値:QMAXJOB(ジョブの最大数)」を多くするか「不要なスプールファイルの削除」を案内されました。
システム値を何度か引き上げ、不要なスプールファイルの削除を行いました。
ジョブログ等も長期間保持されない様にクリーンアップの日数も見直しました。
手は尽くしたのですがジョブ・テーブルの空きを増やせない状況です。
基幹アプリの更改を行った為、どうしても削除できないスプールファイルが残っていることが原因ということまでは分かっております。
ですが、あと数年はいつでもこのシステム上で参照できる状態にしておかなければなりません。
何か良い方法は無いでしょうか?
Answer
該当のスプールファイルの参照さえ出来れば良いということであれば、ジョブ・テーブルの管理下から外すことが出来ます。
◆CHGJOB JOB(JOBNBR/USRPRF/JOBNAM) SPLFACN(*DETACH)
CHGJOBコマンドを使用して、ジョブ・テーブルに登録されているジョブ情報からスプールファイルを切り離します。
これを行うことで、スプールファイルは残したままジョブ・テーブルの空きを作ることが出来ます。
JOBNAM、USRPRF、JOBNBRはWRKOUTQコマンドでスプールファイルが入っているOUTQを開き、F11キーでビューを変更すれば確認出来ますのでそちらをご確認ください。
但し、WRKJOBやWRKSPLFAやDSPJOBLOG等のジョブ情報からスプールファイルを参照することが出来なくなりますので、現在どの様な仕組みでスプールファイルを参照しているか等を充分にご確認の上、ご対応いただく様お願いいたします。
by なんちゃってエンジニア