メニューボタン
サポートチーム便り2018.04.26

MS Accessを用いたODBC接続で環境依存文字が文字化け

Question

今まで、Windows7 PCにエミュレーターソフトとしてClient Access5.2(CA)を導入し、ODBCドライバを用いてリンクテーブルをつくり、IBMi5.2に対してデータの更新を行っていました。

この度、システムをV7R3のIBMiにリプレイスしました。CAはV7R3のIBMiに対して動作保障外であるため、IBMi Access for Windows 7.1(iAW)をインストールし、ODBCドライバをiAWのドライバに変更したところ、MS Accessでリンクテーブルから入力した文字が一部文字化けするようになってしまいました。 システムとエミュレーターの入れ替えが問題のように考えられますが、文字化けを解消する方法はあるのでしょうか。

Answer

V5R2→V7R3に伴い、CAからiAWへのエミュレーターソフト(及びドライバ)に切り替えられたとのこと、承知いたしました。

システムに対してODBC接続する際に生成される、.tblファイル側の問題のように見受けられます。

過去に、CAを用いてIBMiV5R2へODBC接続したことがあれば、 その際にC:\Users\Public\Documents\IBM\Client Access配下に.tblファイルが自動作成されています。 古いシステム(IBMiV5R2)、古いエミュレーター(CA)で作成された.tblファイルを、新しいシステム(V7R3)、新しいエミュレーター(iAW)でそのまま用いようとすると、 本来変換テーブルへの橋渡しの役目を果たす.tblファイルがうまく機能せず、一部の文字が文字化けしてIBMi側に渡されてしまいます。

解消方法は:C:\Users\Public\Documents\IBM\Client Access配下の.tblファイルを一度すべて削除していただくことです。 →.tblファイルは、ODBC接続時に、パスの配下に自動生成されます。 これにより、文字化けが解消されるかと思います。

※Windows7にCA5.2は対応していないので、非対応のソフトウェアをインストールすることはシステム管理に重大な問題をきたす恐れがあります。
今後は、動作保障されているかを必ず確認するようにしてください。

by 大熊猫橋

あわせて読みたい記事

PAGE TOP