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サポートチーム便り2015.03.25

PC起動時の5250セッション自動起動に失敗してしまう(起動を一定時間遅延させる方法)

Question

複数セッションのバッチファイルを「新規複数セッション」により作成し、各PCのスタートアップにショートカットを設定して、5250セッションの自動起動を行っています。この自動起動が時々失敗してしまい困っています。

Answer

「新規複数セッション」の編集中に、.wsファイルを記述した行より手前に、「!P[秒数]s」を記述してください。

[記述例]
!P10s
C:\ProgramFiles\IBM\PersonalCommunications\pcsws.exe
"C:\Users\XXX\AppData\Roaming\IBM\Personal Communications\XXXX.ws"

上記は10秒のDELAY後、XXXX.wsを起動する記述例になります。自動起動失敗の理由の多くは、PCの起動直後、開始中のタスクが多い中でセッションを起動していることにあります。10~30秒程度のDELAYを入れ、PCの負荷が落ち着き必要なプロセスが確立されたタイミングで起動を行う事をおすすめします。
また、10個、20個など多数のセッションを一度に起動するのもセッション起動失敗の原因となります。こちらもまた「新規複数セッション」で1~数個の.wsファイルごとに「!P[秒数]s」を挿入することが有効です。
その他、IBM i Accessをお使いのお客様で、スタートアップにCWBLOGONのバッチファイルを設定している場合も、この方法でセッション起動を遅延させることで、ポップアップのサインオンを省略させたあとに、5250サインオン画面を開くことが可能です。

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