PersonalCommunications(PCOMM)からIBM i Access for Windows へ変更後のトラブル2点
Question
WindowsXPからWindows7へ入れ替え、PCOMMの入れ替えが高額になってしまうのでIBM i Access for Windowsにエミュレータソフトを切り替えました。使用感はそれほど変わらないですが、データ転送とサインオンのことで困っています。
PCOMMを利用していた当時、データ転送で、変換テーブル機能を利用していたものがありました。IBM i Access for Windowsではその機能が見つからず、うまく転送できずに文字化けしてしまっているデータ転送が一部あります。どのように解決すればよいでしょうか。
また、サインオンについては、トラブルではないのですが、IBM i Access for Windowsですと、黒い5250画面が現れる前に、一度サインオン用のポップアップが出てくるのを手間に感じています。このポップアップを省略する方法はないでしょうか。
Answer
IBM i Access for Windowsには残念ながら変換テーブルの機能はございません。AS側の変換テーブルを変更している場合は、AS内で65535を指定したPFにCPYFし、その後変換したいCCSIDを指定したPFにCPYFしたものを利用すると文字化けせずデータ転送できる場合があります。
サインオンポップアップについては、その省略方法の詳細をe-bellnet記事で紹介しておりますのでご参照ください。
https://www.e-bellnet.com/category/technology/1206/1206-354.html
また、IBM i Access for Windowsの機能の1つ、Syetem iナビゲータ(通称:iナビ)をフルインストールすると、様々な機能を利用できるようになります。(SQL、パフォーマンスモニタリング等)身近なテクニックとしては、スプールファイルを簡単にテキスト化することもできます。是非ご活用ください。
https://www.e-bellnet.com/category/technology/1311/1311-293.html