サポートチーム便り2010.10.20
SaveファイルでCRTDUPOBJを使用する
Question
PDM で CRTDUPOBJ (Option 3) を使用しているときに何かアラームが出ました。物理ファイルにオプション 3 を指定すると、(おそらく、ファイルおよびその内容両方をコピーするという前提があるため) PDM により DATA パラメーターの値が *YES に変更されます。しかし、save ファイル (SAVF) にオプション 3 を指定すると、CRTDUPOBJ のデフォルト値は DATA(*NO) になります。これには気が付かなくて、平気で数日間掛けて SAVF を、あるライブラリーから別のライブラリーへコピーしていました。その結果、「to」ライブラリーの SAVF はすべて空でした。
空の save ファイルをライブラリーに簡単に作成できるならば、save ファイルをコピーし、その内容をコピーしないようにするタイミングはいつがよいでしょうか。いつもこんな感じなのでしょうか。
Answer
一般的に考えられているのは CRTDUPOBJ は特定の CRTxxxx コマンドほどシステムを酷使しません。オブジェクトを作成する場合、システムがすべてのセキュリティー問題を判断し、セキュリティーを設定しなければならないというのがその理由です。CRTDUPOBJ は、オブジェクトを追加する適切なセキュリティーがあり、その後権限が単にコピーされるかどうか確認する必要があります。
Save ファイルの場合、IBM はおそらくあなたがコピーされた複数の同じデータは必要ないと考えているのでしょう。そればバックアップ・コピーで、より多くのバックアップを行うよう設定しているため、次のステップでデータが消去されるようにコピーしたらどうでしょうか。