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サポートチーム便り2025.10.22

IBM i Access Client Solutions のODBCドライバー名称はどれを選べばいいですか?

Question

IBM i Access Client Solutions(以下ACS)の Windowsアプリケーション・パッケージを入手し、ODBCドライバーの設定をしようとしていますが、同じバージョンで3種類の名称でドライバーが表示されます。

どのドライバー名称を選べばいいでしょうか。

Answer

ODBCドライバーの設定をする時に、Windowsの「ODBC データ ソース アドミニストレーター(64ビット)」を実行し、「システムDSN」タブを選び、「追加」を押すと下記画面が表示されます。

同じバージョンで3種類の名称のドライバーが表示されます。

3種類の違いは、データソースの相違だけでバージョンは同じであり、名称の相違だけになります。

  • IBM i Access ODBC Driver

    Windows環境で一般的に使用されている、接続に必要なドライバーの名称です。

  • iSeries Access ODBC Driver

    古い名称ですが、現在でも利用されることがあります。
    iSeriesとは、2000年にeServer iSeriesと改称された時の名称です。

  • Client Access ODBC Driver (32-bit)

    これも古い名称で、32ビットのシステムなどで使用されることがあります。
    Client Accessとは、AS/400と呼ばれた頃の名称です。

名称の古い順では、
Client Access ODBC Driver (32-bit) → iSeries Access ODBC Driver → IBM i Access ODBC Driver
となり、最新名称の 「IBM i Access ODBC Driver」を選択して頂ければ問題ございません。

※今後、新しい名称のドライバーが発表されると、古い名称のドライバーは順次削除される可能性もあるようです。
もしVisual Basicなどのプログラム内で古い名称を使用している場合は、どこかのタイミングで新しい名前に刷新いただいたほうが良いかと思います。

by . あすと

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