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サポートチーム便り2024.07.10

パスにブランクがある実行ファイルをSTRPCCMDで実行したい

Question

STRPCCMDで「Program Files」などのブランクがあるパスを指定したいのですが、パスにスペース・ブランクが含まれると、うまくパスを認識しません。

やりたい事としては、
C:\Program Files (x86)\IBM\Personal Communications\FTP
の配下にあるpcsFTP.exe を起動させてデータ転送を開きたいと思っています。

その際に、開いた後に接続先のIPアドレスやユーザー名・PWを引数として渡し入力された状態にすることは可能でしょうか?

Answer

ブランクの含まれるパスの指定は簡単に実行できます。

下記のようにパスをダブルクォーテーション(" ")で囲むだけです。

STRPCCMD PCCMD('"C:¥Program Files (x86)¥IBM¥Personal Communications\FTP¥pcsFTP.exe"') PAUSE(*NO)

実行すると、ご要望のFTPクライアントを立ち上げる事が出来ました。

さて、Personal Communications(パーソナル・コミュニケーションズ 以下PCOMM)のFTPクライアントでは、接続の構成を保存する事が出来ます。

左上の「ファイル」から保存を実行すると構成ファイルを用意できます。

ユーザー・パスワードの入力について、引数として渡すといった事はできませんが、画面上部の「通信」→「構成」を実行するとセッション構成画面が開きます。

STRPCCMDでの構成ファイルの指定の仕方は、
C:\Users\user\AppData\Roaming\IBM\Personal Communications\FTP
の配下に、10.5.153.19.cfg として置いた場合、

STRPCCMD PCCMD('"C:¥Program Files (x86)¥IBM¥Personal Communications\FTP¥p
csFTP.exe" "C:\Users\user\AppData\Roaming\IBM\Personal Communications\F
TP\10.5.153.19.cfg"') PAUSE(*NO)                                    
のように、フルパスとフルパスの間にスペースを挿入することでCFGを指定できます。

今回はPCOMMのFTPクライアントですが、他のアプリケーションでもお試しださい。

by . 大熊猫橋

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