Windows 10で仮想環境を用い、Windows Server 2012 R2サーバーのiAccess7.1を利用したい
Question
現在、弊社ではメインで利用しているPCを、Windows 7からWindows 10へと移行を進めています。エミュレーターの検証を進めていましたが、IBMi Access Client Solutions(ACS)は、使い勝手が悪く、また印刷に関しても未だ修正されない不具合が多いとのことで、一時的な回避策として、
- Windows 10へ仮想Windows7 OSを導入し、IBMi Access for Windows(iAW)を導入し使用できないか。
- Windows 10からWindows Server 2012 R2へ、シンクライアント・アプリケーションを用い接続しiAWを使用できないか。
を検討しています。それぞれ可能なのでしょうか。そもそもWindows Server 2012 R2はiAWが利用できるのでしょうか。
Answer
お客様のご検討されている、それぞれの方法については技術的には可能です。 まず、Windows Server 2012 R2でiAWをご利用することは、サービスパックの適用やサーバー側にMicrosoftのセキュリティパッチの適用の必要がありますが、サポート対象となっており、ご利用は可能です。
参考1:
IBM i Access for Windows
Using IBM i Access with Windows operating systems
また、仮想OSを用いてiAWを使用する。シンクライアントで仮想的に対応OSにアクセスし利用する。それぞれについても技術的に可能な手法ですが、 VM Ware等の、いずれかの仮想アプリケーションにおいて「のみ」発生する問題については、メーカー・サポートを受けることができませんのでご注意ください。仮想環境を用いたiAWの利用について言及している文書が、メーカーから公開されておりますので参考にしてください。
参考2:
IBM i Access for Windows
Using VMware
※参考リンク先は2018/01/19時点での情報です。リンク切れや情報の変更がある可能性があります。
by 大熊猫橋