スプールファイル処理のためにオリジナルのオプションを作成したい
Question
スプールファイルを日々大量に作成し、利用しています。紙に出力するだけではなく、PFへのコピー等の操作も含んでいます。そこで、WRKSPLFや、WRKOUTQで、スプールファイルの横に入力するオプションに、運用向けのオリジナルのオプションを追加したいと思うのですが、可能でしょうか。また、可能であれば、利用方法を教えてください。
Answer
オリジナルのオプションを作成することは可能です。オプション入力欄の上で、F1を押しヘルプを出した際に、「A-Z= ユーザー定義処置」を確認できます。
ただし、PDMのように容易に定義できないようです。
出口点QIBM_QSP_SPLF_LSTACTに、出口点プログラムを作成し、ADDEXITPGMコマンドで登録をする必要がございます。
QIBM_QSP_SPLF_LSTACTで利用できるパラメータは以下のURLを参照してください。
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/ssw_ibm_i_72/apis/
xsp_splf_list_act.htm?lang=ja
コーディングについては、QIBM_QSP_SPLF_LSTACTで検索して頂くと、例が出て参ります。
コーディング後の登録は、ADDEXITPGMで次のように行います。
以下はオプションAを入力するとLIB@A/PGM@Aが実行されるようにする登録例です。
ADDEXITPGM EXITPNT(QIBM_QSP_SPLF_LSTACT) FORMAT(LASP0100) PGMNBR(*LOW) PGM(LIB@A/PGM@A) PGMDTA(*JOB 1 A)
登録後の状況を確認するには、
WRKREGINF QIBM_QSP_SPLF_LSTACT
を実行し、オプションの8を入力してください。